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オルソケラトロジー治療 orthokeratology

眠っている間に視力矯正 オルソケラトロジー治療とは?

就寝時に特殊なコンタクトレンズを装着し、角膜の形状を変化させ裸眼視力を改善する治療法です。
日中は角膜形状の矯正が維持され、裸眼で過ごすことができます。
大人に比べて角膜が軟らかい若年層には特に効果的だと言われています。

手術を必要とする「レーシック」と異なり、コンタクト装用を中止すると元の状態に戻る点も安心です。
オルソケラトロジーは、近視治療において現在最も注目されている技術です。
厚生労働省(日本)を始め、FDA(アメリカ)、CEマーク(ヨーロッパ)など世界各国で承認を得ており、世界中で200万眼に使用されています。

こんな人におすすめ

  • 日中メガネやコンタクトレンズを使用したくない方
    職業上メガネの使用が難しい方や、コンタクトレンズの不快感や煩わしさから解放されたい方におすすめです。
  • 眼が成長段階の若年層の方
    オルソケラトロジーを学童期の近視の進行しやすい時期に使用することにより、2年間で3~6割の程度の近視の抑制効果が期待できるといわれています。
  • 軽度の花粉症の方
    日中は裸眼で過ごせますので、自由に点眼も可能です。
  • スポーツを楽しみたい方
    野球・サッカー等のスポーツや、水泳・サーフィン・スキューバダイビング等の水中のスポーツをされる方も、裸眼でおもいっきり楽しめます。
  • レーシック等の外科的手術に抵抗がある方
    「手術なのでやはりこわい」「術後の感染症・合併症・後遺症などが不安」という方も、オルソケラトロジーなら、レンズの装用を中止すれば角膜は元の状態に戻るので安心です。

メリット・デメリットについて

メリット
  • 手術が不要なのですぐに始められます。
  • 子供の近視進行の抑制効果が期待されます。
  • 就寝時の装用なので日中は裸眼で過ごせます。
  • レンズを中止すれば角膜の状態は元に戻ります。

デメリット
  • 夜間のコンタクトレンズ装用が必要です。
  • 視力が安定するまで一定期間見え方が変動することがあります。(個人差があります)
  • 人によっては、夜間にまぶしかったり、にじんで見えたりすることがあります。
  • 2~3年おきにコンタクトレンズの買い替えが必要です。

治療のしくみ

オルソケラトロジー治療は、就寝時に特殊なレンズを装用することで角膜形状を変化させ、レンズをはずした後の裸眼視力を改善させる治療法です。
変化した角膜形状は一定時間維持され、その間の裸眼視力は改善されます。

レンズ装着前

通常は光が角膜と水晶体の屈折力により、網膜上で焦点を結びますが、近視の状態の場合、網膜より手前で焦点を結ぶために像がぼやけて見えます。

レンズ装着中

オオルソケラトロジーレンズを就寝時に装用することにより、特殊な内面カーブが角膜前面の形状を変化させ、扁平化することにより焦点が網膜上で結ばれ、像がはっきり見えます。

レンズ着脱後

オルソケラトロジーレンズによって扁平化された角膜前面は、レンズを外しても一定時間形状が維持されるため、日中は裸眼視力が改善されます。

当院取扱レンズ「ブレスオーコレクト(SEED)」

当院では東レ社が作製した「ブレスオーコレクト」を採用しています。
ブレスオーコレクトは酸素透過率が高いため、比較的柔らかく、割れにくい素材となっています。
また、日本人の角膜の形に合うようにデザインされた日本人向けのレンズです。国内生産で、厚生労働省の認可を受けたレンズです。
ブレスオーコレクト HP

レーシックとの比較

角膜を削ることによって近視(や遠視、乱視を)矯正するレーシックは、後で「やっぱり元に戻して」と言っても無理ですが、角膜を削るのではなく、へこませているだけのオルソケラトロジーは、就寝時の装着をしばらく止めれば元に戻る、という点が屈折矯正手術であるレーシックとの一番大きな違いです。

逆に言いますと、レーシックならば、角膜の厚みにもよりますが、ある程度の強度近視も矯正可能なのに対し、オルソケラトロジーは約50μmの角膜上皮をへこませているだけですので、近視矯正効果は限られます。
一般的には軽度~中等度近視までです。このように一度体験してみて嫌なら元に戻せる(可逆性がある)点が、この治療法のレーシックなどより優れているところと言えましょう。

まだまだ研究段階ではありますが、オルソケラトロジーによる近視進行抑制効果が報告されております。ひょっとしたら、今後、子供の近視進行抑制のスタンダードになる可能性は秘めていると考えています。 ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

治療の流れと費用について

①適応検査&トライアルレンズ貸し出し

初回の来院時に検査・診察の上、トライアルレンズの決定及び説明を行います。
実際にレンズを装用し、検査にて視力が出ているか確認を行います。
その後、約1週間お試ししていただきます。(次回来院予約必須)
<費用>
 価格(税込)
  • 初回来院時
    ¥55,300
※トライアルのカウンセリング、適応検査代、トライアルレンズ使用料、お試し装用のための検査、診察代、ケア用品代金、レンズ保証金 が含まれます。

②治療の継続の決定・レンズの注文

問題なければ処方レンズの注文をします。
※治療しない場合は最初に頂いた金額からレンズ保証金を返金いたします。

<費用>
 価格(税込)
  • 治療継続の場合
    ¥101,100
    ※定期検査代(6回分)、製品レンズ代(両眼)、ケア用品代金 が含まれます。
  • 治療中断・レンズ返却の場合
    ¥25,300
    ※こちらのレンズ保証金が返金となります。

③治療開始

注文レンズ到着後トライアルレンズを返却いただき注文レンズをお渡しします。
■治療を開始する場合は必ず承諾書にサインをしていただきます。
(未成年の場合は保護者の同意が必要です。)
■治療開始から、1週間・1か月・3か月後・以降3か月毎に検査を行います。
(治療開始から3か月後の定期健診までの検査費は、治療開始時にお支払いいただく費用に含まれています。)
■定期検査は治療中の安全性、有効性の確認のため必ず行います。
■眼の状態によっては中止や定期検査以外の来院の指示を出します。

<費用>

 価格(税込)
  • 定期検診(自費診療):1回
    ¥5,000
  • レンズケア用品 1ヶ月分

    ※ケア用品は単品でのご購入が可能です。ご購入の際は受付にお申し出ください。

    ¥3,500
  • コレクトケア(酵素洗浄保存液)
    ¥1,500
  • ジェルケア(洗浄液)
    ¥1,200
  • 装着液
    ¥800

治療の注意事項

■本治療は保険対象外、自由診療となります。
■本治療中に医師が必要と判断した場合は、その疾患に対する眼科的治療を受けていただく場合があります。その際、費用は別途かかります。
■本治療は医療費控除の対象です。
10万円を超えた費用は補助が受けられます。(当院から発行した領収書は大切に保管してください)
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■本治療開始後の途中解約は治療プログラムの為原則できません。
■オルソケラトロジーはクーリングオフ対応外です。

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